お問い合わせ 04-2978-7041
2024/12/23
当デイサービスは地域密着型通所介護の為、運営の透明性を確保して利用者様のサービ
スの向上や行政・関係機関との連携を高めるために年2回運営推進会議を行っています。
◎実施日:令和6年11月18日(月)13:45~14:45
◎場所:きらきらデイサービス内
◎テーマ:施設について(利用状況や活動報告やご意見ご要望)
◎参加者:飯能市役所福祉部介護福祉課 担当者 様
居宅介護支援事業所 介護支援専門員 様
民生委員 様
自治会長 様
きらきらデイサービス管理者
〃 生活相談員
以上 6名
議事内容
1、施設の概要他
2、討議『災害時の避難について』他
1、施設の概要
(1)施設の概要や活動状況
沿革・・当デイサービスは、株式会社アドバンスライフが平成26年9月1日に「きらき
らデイサービス」として介護保険指定通所介護・指定介護予防通所介護事業所を開設し、当初は10名定員で現在は12名定員のご利用となっています。
介護保険法制度の改正に伴い、平成28年3月より介護予防・日常生活支援総合事業第1号通所事業のみなし指定を受け、平成28年4月1日より地域密着型通所介護事業所と変更となり、平成30年4月より総合事業が通所型独自サービス(独自)に変更されています。(指定番号1172600940)
介護報酬の利用料と加算の変更・・令和6年4/1より介護報酬変更に伴い利用料額変更と加算の一部に変更がありました。
算定加算
地域密着型通所介護
個別機能訓練加算Ⅰ1
入浴介助加算Ⅰ(対象者のみの算定)
口腔機能向上加算Ⅰ(対象者のみの算定)
介護予防・日常生活支援総合事業第1号通所事業・通所型独自サービス
口腔機能向上加算Ⅰ(人により算定なしの場合あり)
※複数サービス実施加算Ⅰ2と運動機能器向上加算廃止
若年性認知症利用者受入加算は算定なし。
職員の人数 12 名(常勤2名、非常勤10名)
管理者・機能訓練指導員・看護職員兼任(常勤 1名)
看護師(非常勤)1名
生活相談員 3名(常勤1名・非常勤2名)(介護職員と兼任2名)
介護職員 9名(常勤0名非常勤9名)(内生活相談員と兼任2名)
ボランティアや講師・外部の方の活動状況
※新型コロナウイルス感染症の拡大のため双方の感染予防から、ボランティア活動は休止となってます。施設内職員で、イベント他対応していました。
◎ヘアカット、訪問パン屋は来訪あり。
地域交流・施設交流
※新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ感染予防から地域交流参加は休止中です。
※令和6年9月にテレビ画面通して子供たちとの交流をしました。
※丸広内市民活動センターの第13回ひな飾り&アールブリュット展に利用者の作品
を展示は毎年参加して今年度も同展が開催されれば参加する予定です。同展参加は
作品作りのモチベーションや楽しみにもなってます。
※地域のイベントなども感染予防で参加できません。
家族交流会・・デイでの様子報告や家族間交流を行っていました
第1回 平成27年6月
~以下省略~
※感染予防で令和2年度・3年度・4年度・5年度の家族交流会は中止です。
第10回 令和6年度は家族交流会再開、11/20に家族交流会開催予定。
広報活動・・利用希望者や関係機関やご家族へ活動内容の紹介の為、デイ広報誌などで活動の様子をご紹介しています。
◎創設10周年記念事業
今年度9月で施設が創設10周年になる為、その記念事業として令和6年9月に丸広7階の市民活動センターギャラリーで「四季のタペストリー展」(10年分の38点のタペストリーや作品展)を実施しました。
利用者データ
◎在籍者・・令和6年11月18日現在 26名(前回参考令和6年6月28名在籍)
◎男女別・・男性0名女性26名(令和6年6月 男0名 女28名)
◎介護度別・・・令和6年11/18現在在籍者26名
事業対象者 0名
要支援1 2名
要支援2 0名
要介護1 16名
要介護2 6名
要介護3 1名
要介護4 1名
要介護5 0名
◎年齢 50歳~64歳 0名
65歳~69歳 0名
70歳~74歳 0名
75歳~79歳 5名
80歳~84歳 6名
85歳~89歳 8名
90歳~94歳 6名
95歳以上 1名
最低年齢77歳1名 最高年齢98歳1名
平均年齢 86歳
◎地域別利用者数 令和6年11/18現在
※飯能市 26名(市街地周辺の方がほとんどです。)
※すべての方が飯能市在住です。
◎延べ利用者数
(令和6年10月1か月)・・合計276名(月の実利用者27名)
(2)運営の方針
「お客様の自分らしさを尊重し、明るく健康な笑顔のある暮らしを応援します。」
お客様の声を大切にし、お客様の時間を大切にし、やりたい事の実現を通じて、
自分らしい日常生活を送っていただけるよう相談・支援をしていきたいと思っております。12名という定員で、馴染みやすい環境とこまやかなサービスを心がけております。
(3)一日の流れ
午前や午後からの半日の方と、1日のご利用の方がいられます。
(通常時間は9:30~16:30、早朝8:30~延長18:30までのご利用も可能です。)
[通常時間の方の1日の流れ]
★8:30~順次ご自宅にお迎えに伺います。
体温・血圧・脈拍・顔色・体調・痛み・精神状態など確認します。
★10:00~ストレッチ体操・上下肢訓練等で身体を動かし筋力保持や関節の柔軟性を保ち、脳トレで脳を活性化しています。
体操後に口腔体操を行います。口腔ケアと合わせて口腔機能向上加算Ⅰ(月2回算定)をいただいています。
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★11:15~手指訓練・生活動作訓練・音楽療法・脳トレ・レクリエーション等を行います。当デイは個別機能訓練Ⅰ1の加算を算定。個別に計画に沿って、生活動作訓練他心身機能維持改善の為の機能訓練を行います。
入浴の方は、個浴で健康状態確認し、本人の残存能力を低下させないためできる部分は自分でおこなっていただいています。入浴介助加算Ⅰ算定。
★12:20~食事です。アルコール消毒、プラスチックガードの設置。必要に応じ食事介助、服薬確認。粥・刻みやミキサーペースト対応。
★13:45頃~午後の体操や個別機能訓練やレクリエーション活動、入浴などを行っています。
★15:00~おやつです。アルコール消毒や仕切り盤他感染防止しています。
★15:40~ストレッチ等を行い帰宅準備をします。
★16:30~順次ご自宅にお送りします。
(4) 保健衛生について
・デイ開所中は不織布マスク着用しています。
・食事中は、テーブルに2~3名着席で、飛沫予防にテーブルにプラスチックの仕切り
盤設置しています。
・ご高齢の方が多いため、来所の送迎前と来所時・食後の休息時検温(気になる方は随
時)、咳や37.0以上の微熱、味覚・嗅覚異常や感染性疾患(風邪で発熱・おう吐気分
不快・下痢)ありましたらお休みしていただいています。利用者職員全員、飲食以外
マスク対応をします。手指をアルコール消毒します。
以下省略
(6)危機管理について
1、避難訓練は、年2回実施(その他臨時で1回実施)。
・今年度避難訓練は令和6年5/17・9/2臨時防災訓練・11/29(実施予定)
2、危険回避の方策を検討し各種情報提供したり、ミーティングやその都度職員教育・研修をしています。
3. 新型コロナウイルス感染症の情報提供。対応の協力依頼(体温測定他)を行ってます。
※新型コロナウイルス感染症発生時における業務継続計画(通所系)は作成しました。
感染対策及びBCP委員会を設置してます。これからも検討を重ねて追加変更する
などはあります。(運営規定や契約書・重要事項説明書を改定)
4. 台風等自然災害への対応はその都度利用者職員教育や啓発を行う。
※「自然災害発生時における業務継続計画」は内容検討して作成しました。
BCP委員会を設置しています。これからも検討を重ねて追加変更するなどはあります。(運営規定や契約書・重要事項説明書を改定)
5 高齢者虐待防止のための指針を作成しました。
※高齢者虐待防止に強めるため虐待防止委員会を設置し、個人情報に配慮しつつ適切な対応を行っています。(運営規定や契約書・重要事項説明書を改定)
※(令和5年度高齢者虐待防止や身体拘束については研修を実施。)
6. 外来者は検温しアルコール消毒、マスク着用で短時間の入室になっており、熱や咳の
方はお断りします。コロナ対策でボランティア来所を休止しています。
7. 室内に防犯カメラを設置、車内ドライブレコーダーを設置乗車中シートベルト着用です。安全運転に努めるよう職員教育しています。
7、討議
『災害時の避難について』
※災害時の避難について避難訓練は行っていますが巨大化する災害の中で市街地がどのような状態に置かれるのかを想像して対応をするのはかなり難しいことです。
討議では市街地での災害時の問題点や災害避難についてなどお話ししました。その他の討議として制作販売等について話し合いがありました。
◎まとめ
※おかげさまで令和6年9月で当デイも10周年を迎え、今年は10周年記念事業として市民活動センターギャラリーにて「四季のタペストリー展」を開催することができました。開設当初からの制作で38点にもなり、事業所の中で四季を感じ手指訓練や達成感や生きがいを感じるために行っていました。タペストリーづくりは手指訓練の一部ではありますが、同展示で当デイの10年間の活動の一部を紹介する機会になったと思います。
当施設は小規模だからできることもあり、その良さを生かしていきたいと考え活動してきました。大規模ではできない細やかな柔軟な支援と利用者の笑顔や心身能力・生活能力を維持するためのプログラムで、利用者様を笑顔にして生きがいにつながり介護度の上昇を防ぎ、元気暮らしていただけるように職員一同取り組んできました。その面では少し成果が上がってはいるのではないかと考えます。
しかしながら職員のマンパワーの問題もあります。課題に向き合いながら これからも当デイの役割を大切にしつつ利用者様の生活を支え生きがいをもち暮らしていただけますよう支援してまいりたいと思います。
◎運営推進会議はデイの実情や問題点などを客観視する機会となっています。関係機関の方々においでいただくことで地域密着型小規模デイサービスの実情をご理解いただくことができるのではないかと思います。
利用者の安心安全を第一に、今後も営業を続けていきたいと思っております。
以上